食事を飲み込めない・むせるなど
摂食嚥下のお悩みは当院へご相談ください

当院は、お子さまからシニアの方まで、すべての世代に向けた地域密着型の歯科医院です。シニア世代では、むし歯や歯周病などお口の中や歯の症状だけでなく、摂食や嚥下のようなお口の機能的なお悩みが増えるので、当院ではご相談を承っています。
誤嚥は肺炎や窒息のリスクがあるため、早めの対応が大切です。食事をうまく飲み込めない、食事中にむせる、喉に食べ物が残るなど、ご家族の摂食嚥下に関するお悩みは当院へご相談ください。

摂食嚥下とは

摂食嚥下(せっしょくえんげ)とは、食べものを認識してから口に運び、取り込んで咀嚼して飲みこむまでのことを意味します。口の中で咀嚼して食べることを「摂食(せっしょく)」と言い、飲み込んで胃に送ることを「嚥下(えんげ)」言います。
摂食嚥下の一連の流れを表にまとめました。

先行期目で食べ物を認識する
準備期認識した食べ物をお口の中に入れ、咀嚼する
口腔期舌や頬を使ってお口に入れた食べ物を、喉へ送る
咽頭期脳からの指令で、食べ物を食道に送る
食道期食べ物を胃に送る

この5期のどこかに支障があると、摂食嚥下障害となります。なお、飲み込むことだけが障害となる場合は、嚥下障害にあたります。

摂食嚥下障害の症状

摂食嚥下障害の症状には、下記のようなものがあります。
1つでも当てはまる、もしくは該当する症状でお困りがあれば、当院にご相談ください。

  • 喉の奥に食べ物が残る
  • 食べ物がつかえる
  • 飲み込みにくい
  • 食事に時間がかかる
  • 食べこぼしてしまう
  • 口の中に食べ物が残る
  • 食事中や食後、飲み物を飲んだときにむせる
  • 痰が出る
  • よく咳をする
  • 声が変わりガラガラ声やかすれ声になった
  • 喉がごろごろと鳴る
  • 痩せてきた
  • 唾液が口の中に残る
  • 肺炎と診断されたことがある

摂食嚥下障害のおもな原因

摂食嚥下障害の原因は、いくつか考えられます。

  • 脳卒中・脳梗塞・脳出血など脳血管障害による麻痺
  • 神経・筋疾患
  • 加齢による筋力や注意力、集中力の低下

摂食嚥下障害の原因の約40%が脳卒中だと言われています。麻痺や筋力の低下などで、咀嚼や嚥下に必要な機能が低下し、摂食嚥下障害が起こります。ほかにも、歯が弱る、義歯の不具合などで咀嚼がうまくできない、唾液が減りうまく飲み込めなくなるなど、患者さまによって原因は異なります。

摂食嚥下障害のリスク

摂食嚥下障害には、下記のようなリスクがあると考えられます。

  • 誤嚥
  • 誤嚥性肺炎
  • 窒息
  • 栄養がしっかり摂れない
  • 脱水症状
  • QOLの低下

摂食嚥下障害により食べ物がうまく飲み込めないことで、誤嚥や誤嚥性肺炎、窒息を引き起こす可能性があります。また、食べ物から栄養が摂取しにくくなり、低栄養や脱水の状態になりかねません。さらに、家族や友人との食事ができず食べる楽しみを失うことはQOL(Quality of life・生活の質)の低下にもつながります。

摂食嚥下障害の治療方法

一般的な摂食嚥下障害の治療は、嚥下の訓練や身体を動かす訓練、口腔内に舌の動きを助ける装置を設置するなどがあります。食事面からは栄養管理、食物形態の指導、食事内容や調理方法の指導などを行います。
当院での治療の流れをご紹介します。

  • 診察予約(WEB予約、予約時に症状をヒアリング)

  • 診察・検査および治療計画のご説明

  • 治療開始

  • 定期検診とアフターケア

当院の院長は、療養型の病院に勤める中で、最後まで自分のお口から食べることを手助けしたいという思いが強くなりました。QOLを落とさず、摂食嚥下の機能を維持・向上させることを目標に治療を行っています。
次の項目では、当院が摂食嚥下治療で大切にしていることをお伝えします。

三軒茶屋で選ばれる
当院の摂食嚥下治療

三軒茶屋の歯科医院の中で、摂食嚥下障害の治療先として当院が選ばれる3つの理由についてお伝えします。

  • 丁寧な診察と治療の説明
  • 摂食機能療法専門歯科医師による治療
  • 訪問による摂食嚥下治療も可能

丁寧な診察と治療の説明

摂食嚥下障害治療のカウンセリングでは、地域密着型の親しみやすい歯科医院として、患者さまとご家族、ケアマネジャーさんと丁寧にお話をしながら、お口全体の診察を行い、健康状態や口腔内の状態をしっかりと把握していきます。予防や診察についても、わかりやすくご説明することを心がけています。

摂食機能療法専門歯科医師
による治療

日本老年歯科医師学会の摂食機能療法専門歯科医師が患者さまの全身やお口の状態を考慮し、無理な治療は行いません。
食べ物をうまく飲み込めない患者さまに寄り添い、なんとか患者さまを助けたい、自分のお口で味わって食べることを手助けしたいという思いのもと、ご家族の気持ちも大切にしながら治療を進めてまいります。
必要に応じて、患者さまのかかりつけ内科の先生に相談したり、大学病院などの高次医療機関とも連携しながら高水準な治療をご提供いたします。

訪問による摂食嚥下治療も可能

当院は、訪問歯科診療も行っています。ご家族の摂食嚥下障害にお悩みで病院や歯科医院に行けない場合にも、ご自宅で高水準な治療を受けることが可能です。長く患者さまを診ていきたいとの思いで、伴走型の歯医者として摂食嚥下に関するお悩みに合わせてお口と歯の健康を守るための予防・診療・治療などトータルサポートをしております。
お口や歯の診察をしてもらいたいけれど歯科医院へ行けないという方も、ご相談ください。

摂食嚥下のお悩みは
三軒茶屋もぐもぐ
ごっくん歯科クリニックへ

摂食嚥下障害に関してお困りの方やお悩みの方、事情により歯科医院へ来られない方は、三軒茶屋駅徒歩3分のもぐもぐごっくん歯科クリニックへご相談ください。土曜日も診療をしていますので、平日お仕事などで来られない方もぜひご活用ください。

WEB予約
診療時間
9:30〜13:00
15:00〜19:30
※祝日がある週は水曜も診療
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