【三軒茶屋の歯医者】摂食嚥下障がいにかかわる「オーラルフレイル」をご存じですか?

摂食嚥下, 訪問歯科診療

こんにちは。
三軒茶屋の歯医者【三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック】です。
 
「オーラルフレイル」という言葉をご存じでしょうか?
オーラルフレイルはお口のささいなトラブルから始まりますが、放置すると摂食嚥下(えんげ)障がいへと進行する可能性があります。
今回は摂食嚥下機能と関連する「オーラルフレイル」についてご紹介します。
 
 

オーラルフレイルとは

オーラルフレイルとは、加齢に伴ってお口のさまざまな機能が低下し、お食事や日常会話に支障をきたす状態を指します。

・歯が少ない
・口臭が気になる
・むせることが多くなった
・食べこぼしが増えた
・滑舌が悪くなった

このような状態が積み重なって、最終的には食べる機能に障がいをもたらしてしまうのです。
65歳以上の方のうち43%がオーラルフレイルに該当するともいわれています。


(参考) オーラルフレイルハンドブック~口の健康を保って「未病」を改善し健康寿命をのばしましょう!~p14|神奈川県 健康医療局 保健医療部健康増進課 >

 
 

オーラルフレイルが摂食嚥下に影響するリスク

オーラルフレイルをチェックするポイントとして「滑舌・舌圧・咀嚼(そしゃく)機能」があります。
どの項目も、摂食嚥下において欠かせない機能となるため、オーラルフレイルを放置することで摂食嚥下障がいへと進行する可能性があるのです。
 

1.滑舌の低下

舌やその周りの筋肉が衰えることによって滑舌が低下します。
滑舌の低下は、摂食嚥下において重要な「咀嚼」機能にも影響するため、注意が必要です。
 

2.舌圧の低下

舌圧とは、舌が上あごに接触する力のことです。
食べものを食べるときには、食べものを噛んで小さくし、唾液と合わせることで飲み込みやすい形にする必要があります。
舌はこの一連の流れにおいて重要な役割を担っているため、舌圧が低下すると食べものをうまく飲み込めなくなってしまいます。
食事の際にむせてしまう方は舌圧が低下している可能性があるでしょう。
 

3.咀嚼機能の低下

咀嚼機能が低下すると、噛みごたえのある食べものを避け、やわらかい食べものを選ぶことが多くなります。
これにより栄養バランスが崩れたり、「噛む力」が低下したりする恐れがあるのです。
しっかりと噛むことで食べものは飲み込みやすい形になりますが、咀嚼機能が低下すると食べものをうまく飲み込むことが難しくなります。
 
 

お口の機能でお困りなら、三軒茶屋の歯医者「三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック」へご相談ください

オーラルフレイルでお困りの方は、三軒茶屋駅徒歩3分の【三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック】にご相談ください。
 
当院では、通院が難しい患者さまのために、ご自宅などで摂食・嚥下のケアが受けられる「訪問歯科診療」を行っております。
当院から半径16km以内まで訪問可能です。
訪問歯科をご希望の方は当院までご相談ください。


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