こんにちは。
三軒茶屋の歯医者【三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック】です。
摂食嚥下(えんげ)でお困りの方で特に気をつけていただきたい合併症は「誤嚥(ごえん)性肺炎」です。
誤嚥を予防するためには、お口のケアを行うことが大切です。
今回は、お口のケアが必要な理由とその方法についてご紹介します。
お口のケアで誤嚥性肺炎を防ぎましょう
摂食嚥下障がいのある方は、以下の合併症に気をつける必要があります。
・低栄養
・脱水
・誤嚥性肺炎
・窒息
誤嚥性肺炎は、細菌がだ液や食べものなどと一緒に誤嚥され、気管支や肺に入ることで発症する疾患ですが、お口のケアを行うことで重症化を防ぐことができる可能性があります。
実際に、要介護施設における調査で専門的なお口のケアを週に一度実施した方は、実施しなかった方と比べ、発熱や肺炎の発症を40%抑えることが報告されているのです。
(参考)【特集】感染症:診断と治療の進歩〈トピックス〉 p2736|J-STAGE 日本内科学会雑誌 >
摂食嚥下でお困りの方の「お口のケア方法」
お口の中の清掃は歯ブラシによる清掃を基本とし、必要に応じて歯間ブラシやデンタルフロスを併用します。
しかし、摂食嚥下でお困りの方は、飲み込みがうまくできずお口の中に食べかすが残りやすくなります。
誤嚥予防のためには、基本的な口腔ケアだけでなく、食後にお口の中をお茶やお水ですすぐ、食後すぐに横にならない、などの工夫をする必要があるのです。
お口の中に残った食べかすは、そのままにするとお口の中の細菌を増殖させてしまいます。
これにより歯周病を発症させてしまったり、誤嚥性肺炎につながったりするおそれがあります。
また、誤嚥を防ぐためには十分なだ液量も必要です。
お口の中が乾燥している場合はだ液が減っている状態ですので、水分補給をこまめにするなど注意して口腔環境を整えるようにしましょう。
お口のケアは三軒茶屋駅の歯科「三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック」へ
三軒茶屋駅から徒歩3分の【三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック】は、どなたでも通いやすいよう「バリアフリー設計」を採用している歯科医院です。
症状や治療に関するご説明の際にも、「説明用モニター」を使用し、目でみてわかりやすい説明を心がけております。
摂食嚥下でお困りの方や、お口のケアに関してお悩みの方は、当院へご相談ください。
訪問歯科診療も行っています。