こんにちは。
三軒茶屋の歯医者【三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック】です。
食べものをいつまでもおいしく食べ続けるためには、しっかりと噛んで飲み込むという「摂食嚥下(えんげ)」機能を維持することが大切です。
しかし歯周病にかかると、その機能に影響をおよぼしてしまうのです。
今回は摂食嚥下と、歯周病の関係についてご紹介します。
摂食嚥下と歯周病の関係
摂食嚥下の過程はおもに以下の5つに分類されます。
1.先行期:食べものを目で認識し、口に運ぶ
2.準備期:食べ物を咀嚼(そしゃく)する
3.口腔期:食べものをお口から喉へ送る
4.咽頭期:食べ物を飲み込み、食道へ送る
5.食道期:食べ物を胃へ送る
この中の「2.準備期」の過程において「噛む」ことが大切です。
しっかり噛むことはお口のなかはもちろん、身体全体にもよい影響をもたらしてくれます。
歯周病は、お口の中に汚れがたまり、そこで歯周病菌が増殖することで炎症を引き起こす病気です。進行すると歯を支えている骨を溶かし、歯が抜け落ちてしまうことがあります。
歯周病を放置することで健康な歯が失われ、しっかりと噛むことが難しくなってしまいます。
したがって、「噛む」という機能を保ち、摂食嚥下の機能を維持するためには、歯周病予防が欠かせないのです。
歯周病は予防できる病気です
歯周病は歯垢(しこう)と呼ばれる細菌のかたまりが原因です。
そのため、歯周病予防には 歯垢をしっかり落とすためのブラッシングが大切です。
歯と歯のすき間の歯垢は、歯ブラシだけのブラッシングでは6割ほどしか落とせないとされています。
歯ブラシにデンタルフロスや歯間ブラシを併用することで、除去率は8割ほどまで上げることができるのです。
(参考:今日から始めるすき間ケア~毎日のむし歯・歯周病対策~|神奈川県 健康医療局 保健医療部健康増進課) >
また、どれだけ丁寧にブラッシングを行っても、歯垢を完全に落としきることはできません。
残ってしまった歯垢は時間とともに、歯石という硬い物質に変化します。
歯石はブラッシングで除去することはできないため、歯科でのプロケアを受けることが必要になります。
ご家庭でのブラッシングとあわせて、歯科医院において歯石除去を定期的に実施してもらうことで歯周病を予防しましょう。
歯周病治療は三軒茶屋駅の歯科「三軒茶屋もぐもぐごっくんクリニック」にお任せください
三軒茶屋駅徒歩3分の歯科【三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック】では、歯はもちろん、神経や顎の骨の状態まで確認することができる「歯科用CT」を採用しております。
しっかりと検査を行い、患者さまにご納得いただいた上で治療をさせていただきます。
歯磨きの際の出血や口臭など、気になる症状がある方は、当院までご来院ください。