【三軒茶屋の歯医者】「義歯」で摂食嚥下機能がよくなる可能性があります

入れ歯(義歯), 摂食嚥下

こんにちは。
三軒茶屋の歯医者【三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック】です。
 
摂食嚥下(えんげ)において、「しっかりと噛む」ということはとても重要です。
 
2017(平成29)年の国民健康・栄養調査の結果では、70歳代で「何でも噛んで食べることができる人」は3分の2強、80歳以上では半数強しかいないとされています。
また、食べものをしっかり噛むことができないと、やわらかい食品を選びがちになり栄養バランスが崩れてしまうのです。

(参考:速食いと肥満の関係 -食べ物をよく「噛むこと」「噛めること」|厚生労働省 e-ヘルスネット) >

 
今回は「噛む」という点から、摂食嚥下機能と義歯の関係についてご紹介します。
 
 

摂食嚥下機能を改善するために義歯を活用しましょう

摂食嚥下機能が低下している方に向けたリハビリの一つに、「代償的アプローチ」と呼ばれるものがあります。
代償的アプローチとは、現在の嚥下機能を最大限に活用しつつ、食べものなどが気管に入ってしまう「誤嚥(ごえん)」のリスクを最小限にすることをめざした工夫のことです。
代償的アプローチには、姿勢の改善や、食べものの形の調整などが含まれます。
 
このアプローチの中で、誤嚥のリスクを最小限にするために活用されるものが「入れ歯」です。
入れ歯を装着することで、「咀嚼(そしゃく)する」という、失われた歯の役割を回復することができます。
 
また、咀嚼嚥下の過程では「食べものを飲み込む」という運動が必要です。
食べものを飲み込む際には、舌の運動機能が重要となりますが、この舌の運動機能を補ってくれる「PAP(舌接触補助床)」という補助装置が用いられることもあります。
舌の筋力が低下し、舌が上顎がに十分に付かない状態では、嚥下がうまく行えません。
PAP(舌接触補助床)は、舌と上顎の接触を促すことで、食べものを飲み込みやすくし、嚥下機能を高めてくれる補助装置です。
 
 

総入れ歯装着時の「誤嚥」に気をつけましょう

食べものを噛むために、義歯を活用することは大切です。
しかし、総入れ歯の場合においては、逆に「誤嚥」のリスクを高めてしまうことがあります。
 
その理由は、総入れ歯により、舌の動く範囲がせまくなってしまうことです。
総入れ歯は部分入れ歯と異なり、入れ歯のサイズが大きいため、お口の中が狭くなります。
食べものを飲み込むときには、舌を上顎に押し付けることで圧をかけて飲み込みます。
入れ歯により、舌の動く範囲がせまくなると、圧力を発生させづらく、スムーズな飲み込みが難しくなるのです。
 
そのため、嚥下機能が低下しており、総入れ歯を検討されている場合には「誤嚥」に十分気をつける必要があります。
 
 

飲み込みづらさでお困りの方は「三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック」へ

「食べものが飲み込みづらい」「食べこぼしが増えた」「むせやすくなった」このような場合には摂食嚥下機能が低下している可能性があります。
当院は摂食・嚥下に関する治療も行っております。
お困りの症状がありましたら、【三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック】までご相談ください。


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